ユネスコ創造都市やまがた

An Invitation (マレーシアチーム制作)

(2018 / 3分)

 

マレーシア出身の映像製作チームで、現在ドキュメンタリー映画『タパンの樹の愛』を製作中。

 

山形での滞在について

 

「山形で、熱意があればどんな場所でも上映ができると学びました。マレーシアでも積極的に取り組みたいと思います。」

 

とコメントして下さいました。

 

 

Developing Project

『タパンの樹の愛』

 

原題 The Love of Tapang Tree

 

ウォン夫人は死の床で、英領時代にボルネオ島サラワクでゲリラ部隊の司令官の妻だったという隠された過去を息子に明かす。現代舞踏家のタン・スックァンとのコラボレーション・ドキュメンタリー。

 

「赤道雨」(YIDFF2011アジア千波万波)監督による新作。

Filmmaker

呉康豪(ノーヴァ・ゴー) (監督)

Nova Goh

ボルネオ島で生まれ育つ。1999年より、国立台湾芸術大学でヴィジュアル・コミュニケーションを学ぶ。台湾留学中、当時盛り上がりつつあったインディペンデント映画に影響を受け、数多くの短編映画の製作に関わる。2008年にボルネオに戻って作った初の長編ドキュメンタリー『赤道雨』(2011)がYIDFFアジア千波万波で上映される。その後のドキュメンタリー企画『The Claims』や『The Last Ring Ladies』はThe Asian Pitch、DMZ Project Market、Leipzig Networking Dayなどドキュメンタリー企画の国際共同製作市場で発表の機会を得る。

 

Team Member

ライアン・オン(脚本)

Ryan Ong

ボルネオ島を拠点にするライター。主な仕事は映画脚本と短編小説。NHKとKBSが共同製作に参加したドキュメンタリー企画『The Last Ring Ladies』に脚本で参加。


スックァン・タン(ダンサー/出演者)

Sook Kwan Tang

マレーシア・スレンバン生まれ。マレーシア国立サバ大学(UMS)よりクリエイティブ・アーツの修士号取得。2006~2013年、UMSで舞踊学の講師を務める。2014~2016年はボルネオ・ダンス・シアター(BDT)に所属し、2016年よりインディペンデントのダンス・アーティスト&コリオグラファー。サバ地方の儀礼的・祈禱的舞踊と自然風土への愛に触発され、ダンスと身体表現へ情熱を傾ける。2016年に「T’ang Dance Projects」を始め、長編ダンス作品「SyZyGy」をプロデュース。現在はシンガポールを拠点に活動を続ける。マレーシア国立華人舞踊公開コンペティションで2010年と2016年に入賞。2017年にはソロ作品「DaPang Tree」で韓国の2nd Solo & Duo Challenge for MASDANZAのファイナリストに選ばれた。

関連作品の紹介

赤道雨』(2010 / 132分)

監督:呉康豪(ノーヴァ・ゴー)

山形国際ドキュメンタリー映画祭 2011アジア千波万波

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