ユネスコ創造都市やまがた

FILM FESTIVAL
山形国際ドキュメンタリー映画祭

山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)

隔年開催のこのドキュメンタリー映画祭は、1989年に山形市市政施行100周年の記念イベントとしてスタートし、以降2年に一度10月に開催しています。世界の最新のドキュメンタリー映画を上映するインターナショナル・コンペティションのほか、アジアや日本の最新作や特集プログラム、イベント等が行われます。2017年は8日間に渡り約160本の映画が上映され、約22,000人の来場者がありました。

2007年よりNPO法人(現在は認定NPO法人)に運営が移行し、山形市は開催年には1億円、その前年の準備年には5000万円の財政支援を行なっています。世界的に評価の高い映画祭ですが、最大のポイントは市民の皆様がそれを支え続けていることです。

2018年には、米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門公認映画祭に指定され、コンペティション2部門の大賞受賞作品(ロバート&フランシス・フラハティ賞、小川紳介賞)は、次年度のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門へのエントリー資格が無条件で与えられます。

表彰式
山形交響楽団によるオープニング演奏
夜の交流の場「香味庵クラブ」
会場となった山形美術館

山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー

山形国際ドキュメンタリー映画祭に応募・上映された映画を収集し、保存するために1994年に開館しました。
14,500以上のドキュメンタリーのアーカイブは保存のみならず、可能なものは上映・貸出・閲覧などの活用を行っています。
貴重な収蔵作品を鑑賞するため、国内外の映画人や研究者が訪れています。
また、月に2回、映画祭主催の上映会、『金曜上映会』も開催されています。