ユネスコ創造都市やまがた

第17回 Creative Café『映像で山形ルネッサンス「やまがた舞子」上映会+佐藤広一監督トーク!』が開催されました!

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3月6日(水)、洗心庵にて第17回Creative Caféを開催しました!

テーマは『映像で山形ルネッサンス「やまがた舞子」上映会+佐藤広一監督トーク!』

今回は、2018年度に製作を行い、最近完成したばかりの短編映画『やまがた舞子〜受け継がれる伝統芸能〜』のお披露目上映会を行いました。監督は、山形県天童市出身、最近話題の映画館のドキュメンタリー『世界一と言われた映画館』の監督、佐藤広一さんです。

映像で山形ルネッサンスとは、映像製作を通して、山形の文化と魅力を見直すと同時に、若手映像クリエイターを育成し「産業を創る」創造都市推進事業の一つです。過去には『山形鋳物』『山形打刃物』『映像と向き合う生き方』の3作品が製作されました。これらの作品を無料で貸し出し、市民主体の自主上映会や映画祭での上映など、様々な場面で活用し、山形を映像を通してPRしています。作品は、ホームページ内映像アーカイブ又は公式Youtubeでも公開しています。事業ページはこちら

2018年度は山形の伝統芸能であるやまがた舞子に焦点を当てました。

『やまがた舞子』より

2018年8月から撮影をスタートし、事務局のスタッフも撮影に同行したりと、約8ヶ月かけて製作。稽古の成果を披露する「伝承の夕べ」、山形花笠まつりに登場する姿や山形交響楽団とのコラボレーション、お座敷での外国人観光客との交流など、文化の発信元としてのやまがた舞子の華やかな世界を紹介すると同時に、映像でしか見ることのできない稽古や支度の様子、やまがた舞子たちのほか、芸妓(げいぎ)、踊りの指導者、料亭関係者らにインタビューし、文化を伝えていこうとするそれぞれの思いなどを約26分の短編映画に収めました。

上映の後、当作品の監督である佐藤広一さんと、今回の短編映画の企画者であり山形フィルム・コミッション担当・山川による、対談形式のトークを行いました。

監督トークの様子。お二人の軽快なトークに会場は笑いで包まれました

また、トークの間にサプライズゲストが登場!実は、やまがた舞子の小雪さんとあやめさんが上映会に来てくださいました。映画や撮影に関して、「映像にしてみると、自分たちがいる世界はすごく華やかな場所なんだと実感した」「客観的に自分たちが置かれている世界や責任を改めて感じることができた」と感想をいただき、完成した短編映画に喜んで頂けました。会場は中々会うことができない本物のやまがた舞子が目の前に現れて大盛り上がり!来場者の皆様からの質問にも快く回答してくださいました。

今回は、山形市内のみならず仙台市や郡山市からも遠路はるばる足をお運びいただき、満員御礼。追加上映も行いました。

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

現在、短編映画『やまがた舞子』の作品貸出に関しては絶賛準備中です。また、4月以降のCreative Caféに関しても詳細が決まり次第、ユネスコ創造都市やまがたホームページや公式SNSにてお知らせいたしますのでお見逃しなく!

ご不明な点等ございましたら、こちらからお問い合わせください。

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