ユネスコ創造都市やまがた

第15回 Creative Café『映像を通した地域の魅力〜CMはロケ地で魅せる〜』が開催されました!

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11月15日(木)、山形まなび館 交流ルーム7にて第15回Creative Caféを開催しました!

テーマは『映像を通した地域の魅力〜ロケ地はCMで魅せる〜』。

イベント冒頭に、やまがたアーチスト・イン・レジデンスで10月24日〜11月17日まで蔵王に滞在していたインドネシア・マレーシアの映像作家が製作した、彼らの目を通した「山形」の短編映像を初上映しました。映像を観た参加者からは「山形がとても素敵な場所に思えた」と喜んでいただけました。

※短編映像は近日公開予定です!お楽しみに!

《インドネシア・マレーシアの映像作家5名》

 

今回の企画担当は、10年以上山形フィルム・コミッションで活躍しているYさんです。

「フィルム・コミッション」とは、その地域で映画やテレビ、CMなどの映像作品を撮影する時に相談窓口となり、撮影をサポートしていく組織です。山形フィルム・コミッションは今年度から山形市創造都市推進協議会の事務局である山形市役所文化振興課に移行されました。

今回ゲストとしてお呼びした近藤智彦さん(※1)は、東京でプロのロケーションコーディネーター(※2)として長く活躍されており、Yさんとはロケ地探しの際になんども電話でやり取りをしているうちに仲良くなったそうです。


《左が近藤智彦さん、右が今回の企画を担当したYさん》

(※1)近藤智彦さん

コーディネーター歴11年。主にCMのロケーションを担当し、監督が求める場所を探し交渉。ロケ地となった撮影現場では円滑に事故なく進行するよう務めている。過去にはTOYOTA、SUBARU、サントリー天然水、KIRIN一番搾り、JR東日本「行くぜ、東北。」を担当。最近では、安室奈美恵・引退CMの現場に参加。

(※2)ロケーションコーディネーターとは?

スタジオ外での撮影場所の選定・情報提供からロケハン、ロケの同行など様々な段取りや提案、サポートを行う仕事で、この業務を行うスタッフをロケーションコーディネーターとよびます。その映像シーンにぴったりなロケ地を探しだし、撮影許可の交渉や申請などロケーション撮影に関わる様々なサービスを提供します。

山形県内で撮影したCM、ロケ地の探し方、実際の行程、CM製作の舞台裏や苦労話など、たくさんお話をしていただき、参加者からは驚きの声が多く挙げられました。

《満員御礼!》

今回の企画を振り返って、企画担当のY氏にコメントをいただきました。

プロフェッショナルな仕事ぶりで、全国のフィルムコミッションからも厚い信頼を得ている近藤さん。全国各地でいろんなロケを実現させていますが、場所を見つけ出す能力、交渉する能力、ロケをマネジメントする能力、どれをとっても日本のトップを走っています。そんな近藤さんの話には、『ロケ地』『山形の魅力』『仕事の進め方』などを考える上で、いろんなヒントが詰まっていたように思います。
いつか近藤さんがコーディネートするロケを山形市に誘致し、その作品をCreative Caféで解説つきで見る日が来ることを楽しみにしています。

ご来場いただいた皆様、講師の近藤智彦さん、ありがとうございました!

次回のCreative Caféでまた会いましょう!


次回は…

Creative Café 〜第4回 お茶会〜

『創造都市の1年を振り返るクリスマス会』

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